台湾の水中考古学

ここ数年、台湾も水中文化遺産の保護に積極的に動いています。韓国や他の国々の水中の文化遺産の調査・保護の取り組みを見て自国領海内の文化遺産の保護の体制を作りつつあります。ちなみに、台湾がお手本としたのが、フランスの体制。トレーニングなども行っているそうです。裏情報(?)によるとアメリカの大学などにも視察に行っていたような…

国や大学、民間研究団体などが協力をし、台湾周辺では新しく80件ほどの水中遺跡が発見されているようです。2006年からは国が主体となりプロジェクトを進めているそうです。また、水中文化遺産保護の草案なども出来上がっているようで、ユネスコ水中文化遺産保護条約を意識して作られています。水中文化遺産保護に関する違反行為なども厳しく罰せられるようです。ユネスコといえば、つまりは原位置保存が第一オプション。考古遺物を含めた意味での環境の保全と開発との共存(原因者負担)をほのめかしているようです。

むやみやたらな引き上げや、お宝さがしなど言っている時代は終わっているようですね。

以下に、いくつかリンクを紹介します。日本語の資料は検索中です…英語・中国語ならいろいろあるようです。

台湾の水中文化遺産に関する法律その1

台湾の水中文化遺産に関する法律その2

去年のニュースですが、少し詳しく書かれています(英語)

台湾の水中文化遺産保護の法律についてのニュース

引用元:http://www.taiwantoday.tw/ct.asp?xItem=228069&ctNode=445

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