福建省の沈没船

今年の6月に福建省で地元の漁師が網に陶磁器がたくさん引き上げられたと報告があり、沈没船が発見された。この沈没船は”Bowl Reef No. 1 (Wan Jiao Yi Hao)”と名づけられ、17世紀後半のものであることが判明した。9月から発掘調査が進められており、中世・近代の海上交易の研究に役立つものとして注目を集めている。さて、陶磁器の一つに簡易文字が書かれていたという。簡易文字は1949年以降に初めて一般的に使われだしたものであるが、引き上げられた磁気は300年前に作られている。研究者はこの謎に首をかしげているとのこと。福建省や泉州は中世以前から海外貿易の中心地として活躍しており、また”海のシルクロード”には文献などから100隻以上もの沈没船が記録されている。今後の調査で様々な結果が期待されている。

引用元:http://china.org.cn/english/2005/Sep/143292.htm

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