Shipwreck anthropology

Shipwreck Anthropology
Shipwreck Anthropology

タイトル:Shipwreck anthropology
著書:Richard A. Gould (ed)
出版年:1983
出版社:Albuquerque : University of New Mexico
詳細: xiv, 273 p. : ill. ; 24 cm

考古学は諸科学に比べて理論面での発展が遅れていると言われることがあります。これは、例えば社会学などの理論的アプローチを考古学者が取り入れて応用するといった研究を行ってきたからだと指摘できるかもしれません。考古学者にとって理論の発展は、常に課題となって議論されます。本書は船舶・海事考古学に理論的アプローチの問題を投げかけた最初の本です。各チャプターは別々の著者によって執筆されています。出版年を参考にすると分かりますが、チャプターの内容にProcessual Archaeologyの影響を見て取ることできます。あるいはチャプターによっては、その内容に疑問を感じる読者がいるかもしれません。入手することは困難ですが、一度は読んでみることをお勧めする本です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

トップに戻る