市民から遺跡保護を訴える

以前、こんなブログ記事を書きました。

水没遺跡-1万年前のものか? 市民団体が発見 

アメリカ五大湖の底に、1万年ほど前の遺跡が沈んでいるというもの。ストーンヘンジのように石が並んでいる場所や、絶滅した大型哺乳類の絵などが岩に残されている…

ちらのニュースでも詳しく書かれていますね。

Lake Michigan Stonehenge

 

このように、湖底の遺跡が注目されているのですが…

 

今回、はこの列石について。サイドスキャンソナーでも何かがまっすぐに並んでいるのがわかりますね。

さて、この遺跡、発見したのがアメリカのネイティブの市民団体。自分たちの歴史を守るために立ち上がった人たちです。実は、この周辺の湖底にパイプラインを通す計画が進んでいるそうです。市民団体は、地域の自然や遺跡を守ろうと海底の調査を始めたわけです。

考古学者ではなく、一般市民が発見し、この遺跡を守るよう裁判を起こしました。

さて、その結果、どうなるか…

こちらのインタビューの回答が素晴らしい。

 要約すると…

考古学者ではない一般市民が遺跡を発見できるのに、数億円規模の会社が遺跡を発見できないのは、なぜでしょう?

我々はカヌーに乗って遺跡を見つけたんですよ?

遺跡はやっぱり守りたい。

歴史をきちんと学ぶ必要があり、人々の考え方を変えていかなければいけないと思う。

環境とか様々な問題があり、たくさんの人や団体が声を上げているのは良いことだと思う。

 ・・・だそうです。

 

 貴重な遺跡ですので、パイプライン工事の変更がかなうといいなと思います。また、日本でも、開発を行なう会社は遺跡の有無についてしっかりと認識して欲しいです。

 

引用元:https://www.metrotimes.com/detroit/could-an-ancient-submerged-cultural-site-stop-enbridges-great-lakes-oil-and-gas-pipeline/Content?oid=26991598

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

トップに戻る