ここ最近のうれしい水中考古学ニュース

ここ数日、日本の水中考古学にとって嬉しいニュースが続いております! 最初は、文化庁が水中考古学調査に予算を割り当てることを決定したニュース。 なかなかここまでくるのは大変でしたが、やっと来た!と感動です。鷹島海底遺跡の発 …

第4回 水中考古学セミナーのご案内

このたびは第4回水中考古学セミナーのご連絡を申し上げます! 日本の一般の皆様に水中考古学の魅力を知っていただきたく開催いたします。専門的な集まりではなく、広く様々な分野でご活躍の皆様にも学問を広める目的でオーガナイズされ …

イランで水中発掘(アメリカも協力)

ペルシャ湾の有名な港町の遺跡、Sirafで、この度イランの考古学者がアメリカの考古学チームとの協力のもと、水中での発掘調査を行うそうです。 イランとアメリカは政治的に色々問題があるようですが、水中文化遺産を守り、歴史を解 …

黒海のサーヴェイ:ライブ配信中!

現在、黒海の海底にある沈没船を探すサーヴェイが行われているようですが、ライブ配信をおこなっています。サイドスキャンでのサーヴェイのほかに、ROV(水中ロボット)などを使っています。すでに何隻か沈没船を発見して、それらのハ …

ギリシャの国立博物館 アンティキティラ島沈没船

ギリシャ国立博物館で「アンティキティラ島沈没船」の特別展示が行われているそうです。この沈没船は、今から100年ほど前に発見され、発掘されたものであり、いわば、水中考古学のルーツのような存在の遺跡です。 古代ローマ時代の様 …

第4回水中・海事考古学セミナー開催決定!

去年から今年にかけていろいろと水中考古学が新聞やテレビなど様々なメディアに取り上げられております。また、今年は水中考古学に関連した書籍も幾つか出版されており、いよいよ日本でもこの学問の認知度が高まってきた気がします。 し …

『旅する長崎学』「蒙古襲来 神風の島 鷹島 -水中考古学が語るもの-」が開催されます。

ちょうど鷹島海底遺跡での調査が先日終わったそうです。メディアなどで少し取り上げられるそうですので、インターネット・新聞・テレビなどで鷹島の情報を探してみてください。 そんななか、東京で鷹島海底遺跡についての講演が長崎県が …

ケニアと中国

何度か紹介していますが、中国はアフリカ東海岸の各地で水中考古学調査を試みているようです。鄭和の大航海の痕跡を探すことが目的ですが、本当に国を挙げて精力的に活動をしています。 その一環で、ケニアと中国は合同で訓練や調査を進 …

アジアで進む水中文化遺産の保護

ここ1-2年の間にアジアでもどんどん水中文化遺産保護の動きが高まり始めています。韓国や中国はもちろんですが、一見すると経済的に水中文化遺産をマネージメントするのは難しいのでは?と思える国も進んで水中の文化遺産の保護を国の …

本の紹介

今日は本の紹介です!東京海洋大学の岩淵先生が書かれた水中考古学のちょっとした専門書です!日本では本当に数少ない水中考古学の本です、是非ご購入検討お願い致します!  

放射性廃棄物とローマ時代の沈没船

以前に放射性棄物の保管・安全性の確認に沈没船が使われる理由の記事で、アメリカなどの研究者が中心となり、ローマ時代の沈没船から発見されたガラスを研究していることをお知らせしました。これは、考古学の研究ではなく、ガラスの耐久 …

このウェブサイトの秘密を教えます...

水中考古学はマイナーというイメージが日本ではありますが、世界ではそんなことはありません。私が情報発信を行っているのは、常に新しい情報が入ってくる水中考古学の氷山の一角にしかすぎません。その中から選りすぐりの情報・記事をお …

フロリダ・オデッセイ社とスペインの沈没船

数年前からちょっとした話題になっているニュースです。アメリカやスペインなどではまたこの記事が出てますが、日本の新聞社などはまだどこも書いていないようなので詳しく解説をいたします。 日本語の最新のニュースとしてはこちらがあ …

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