九州国立博物館 「よみがえる沈没船-その保存と修復」 

12月22日に九州国立博物館で1時間ほど鷹島海底遺跡から引き上げられた船財の研究の発表をおこないました。主に沈没船の復元についての内容でした。その後、博物館のメンバーの方々と対談をおこないました。雪が降る中きていただいた …

アジア水中考古学研究所 発信!

旧・九州沖縄水中考古学協会がアジア水中考古学研究所になりました。その祝賀会が18日、福岡で行われました。2次会・3次会などでは今後の水中考古学についてさまざまな議論が行われました。これからますます日本の水中考古学発展のた …

沈没船サーヴェイに強力な武器!!!

これこそ水中考古学者が長年待ち望んでいたものです。ついに出てきました… 前々から聞いていましたが、一般でも使える3Dサブボトムプロファイラーです。この機械は水底に埋もれている沈没船なども発見できるすごいポテンシャルを持っ …

アフリカで沈没した鄭和の船がいよいよ発掘される!

中国の明代の大航海を行った鄭和の船については今までいろいろと書かれてきましたし、中国の歴史の流れの中でもおおきな出来事です。しかし、鄭和の大船団についての詳しい情報はほとんどありません。この大船団がアフリカの東海岸を訪れ …

貴重な文化遺産がまたオークション

ノーコメントとしたいところですが... ステン=シェーストランドさんとはメールなどでやりとりもしていますが、質問 (文献を探したり)などにもすぐに答えてくれる良い人なのですが。 やはり水中文化遺産保護についてもっといろん …

「よみがえる沈没船-その保存と修復」

10月にオープンした九州国立博物館はなかなかの人気のようです。さて、12月の22日に私(Randy)が講演会を行います。内容は鷹島から引き上げられた船材の分析・研究結果の発表です。詳細は下記の通りです。  12月22日( …

タイタニック発見から20年、新発見?

ロバート・バラード博士がタイタニック号を発見して20年経ちます。今年、(バラード博士ではないですが...)タイタニック号の調査が行われました。その結果、今まで2つに割れたと思われていた船体が実は3つに割れた可能性があるこ …

ギリシャの海から遺跡が消える...

以前にもお伝えしましたが、水中文化遺産保護に力を入れていたはずのギリシャ政府が方針を変えてしまいました。今まではダイバーなどがほとんど潜ることが出来なかった海域がダイビングOKになってしまいます。 政府は巧くマネージメン …

15世紀の船と170BCの遺骨

2002年にイギリスで15世紀の船(ニューポート)が発掘されました。この船はメリーローズ号よりも保存状況(川底で見つかったため)が良く、発見当初から国が力を入れて調査および保存処理を進めていました。 発掘当時、この船の下 …

水中考古学用ソナーが開発されました!

ダイバーが手で持って操作するソナーが開発されました。これは透明度がゼロの水中でも遺物の有無を調査できる画期的な機材です。今までソナーは船に取り付け、調査海域を行ったりきたりするのが普通でしたが、場合によってはデータの分析 …

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