リトアニアの湖で中世の戦士の遺体を発見

タイトルの通りです…

バルト海の国、リトアニアの湖から16世紀頃の兵士の遺体が発見されたそうです。

水深9mほど。

Asveja湖というところだそうです。歴史的橋脚の基礎部分の発掘調査中に、革のブーツ、剣などとともに遺体も埋もれた状態で発見されたそうです。若い男性で、埋葬されていたわけではないとのこと。

この付近では1990年代から水中発掘調査が継続的に行われているようですが、今回のような発見は、比重に珍しいとのこと。

 

水中では有機物が非常に良く残ります。特に砂に埋もれた場合、50cm以上の堆積があれば空気から遮断され微生物も活動できなくなります。そのため、「真空パック状態」になります。

 

ちなみに、沈没船から遺体が発見されるのは、それほど珍しくはありません。鷹島の元寇遺跡でも馬の骨など発見されていますし、ローマ時代のアンティキティラ島沖の沈船からも遺骨が発見されたそうです。

 

今回の発見は、特に埋葬や沈没船ではなく、遺体が単体で発見されたこと、また、骨だけでなく革のブーツなども一緒に発見されたことが珍しいと言えるでしょう。

 

 

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