古代式航海カヌーハワイから沖縄へ

沖縄タイムス 2006年8月10日(木) 夕刊 5面

古代式航海カヌーハワイから沖縄へ/来年4月
 ハワイの古代式航海カヌー「ホクレア号」が来年四月、日本航海の一環で沖縄に寄港する。プロジェクトを進めているのはハワイ州観光局。ハワイツーリズムジャパンのエグゼクティブ・ディレクター一倉隆さんとイベント担当の金子貴史さんは「日本とハワイのきずなを確認したい」とプロジェクトの成功に意欲を見せている。
 ホクレアは現地で「幸せの星」の意味。ポリネシアからカヌーで渡ってきた祖先を持つハワイの人々にとって、ルーツの文化を再現した貴重な船。グラスファイバー製だが、構造などはすべて忠実によみがえらせた。

 海洋文化の継承で知られるハワイの伝統航海士ナイノア・トンプソンさんが駆使するスターナビゲーションでハワイから日本に向かう。同ナビゲーションは海図や羅針盤などの航海計器は一切使わず、星や月の位置など自然環境を利用する古代の航海術だ。

 一月にハワイをたつ。沖縄には四月一日から五日まで滞在する計画。一倉さんらは、イベントを通じて現地への移民も多い沖縄との交流を深めたい考えだ。

引用元:http://www.okinawatimes.co.jp/day/200608101700_06.html

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