巣山古墳 船の遺物出土

2007/01/25-17:24 木棺載せた船の部材、新たに出土=葬送儀礼後、堀の外に埋める-奈良・巣山古墳

奈良県広陵町教育委員会は25日、特別史跡「巣山古墳」(4世紀末~5世紀初頭)の堀から、船の部材などの木製品15点が見つかったと発表した。隣接した場所からは昨年2月に木棺のふた、木棺を載せた船の部材が出土しており、今回の木製品も同じ船のものとみられる。
 新たに出土したのは、船の側面に使われたとみられる端が反り返った板(長さ95センチ、幅20センチ)、ほぞ穴を開けた長さ2.8メートル、幅20センチの板など。昨年2月と同様、同古墳北東隅の堀の外堤に沿って埋められていた。

少し写真が小さいのでわかりにくいですが、反り返った板とは外板の一部でしょうか?幅20センチは外板としてはほど良い大きさだと思いますが現物を見ないと分かりません。ほぞ穴をあけた跡がある板はこれはフレームのようなものでしょうか?穴の間隔が写真で見る限る狭いですね。可能性としてはこのほぞ穴は外板を固定したものでしょうか?そうすると構造船に近い船になりますが、現在考えられている日本の船の発達から考えるとちょっと時代が早いです。近いうちに現物を見てみれば何か分かると思いますね。

引用元:http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007012500807

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