広東省陽江市海陵島沖の南海1号

未だ現地の博物館は建設中で、関係者以外の立ち入りが禁止されているにも関わらず、広東省陽江市海陵島の海上シルクロード博物館にはたくさんの訪問者があり、ツアーなども組まれているようです。陽江市は広州から高速バスで3時間ほど、博物館のある海陵島は市内から車で1時間の場所に位置しています。海陵島はビーチリゾートとしても人気があり、博物館の完成後はさらに多くの観光客が訪れるのはないでしょうか。南海1号から部分的に引き揚げられた遺物からはアラブ方面に向かう交易船だったのではという見解などが現在までに出ています。また船体保存の方法について、海外の多くの研究者が関心を寄せています。今後の研究の進展によって、多くの情報が明らかになるでしょう。

引用元:http://tw.youtube.com/watch?v=n-pjK7mF54M&feature=related

1件のコメント

  1. Randy

    船体を丸ごと引き揚げるということは海外でも何度か行われています...例えばヴァーサ号やメリーローズなどは保存処理に数十年掛かりました。近年の新しい保存技術の開発や海外での保存処理経験を活かしてより適切な保存方法で処理を進めていくことでしょう。

    この沈没船の研究に日本でも船舶を学ぶ考古学者が増えてくれればいいですね。  

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