クロードさん

50年以上も水中考古学に関わってきたクロードさん(Claude Duthuit)が先日ニューヨークで心臓発作でお亡くなりになりました、ご冥福をお祈りいたします。私もほんの2-3日前までイーメールなどで連絡を取り合っていたので突然の知らせに驚きを隠せませんでした。

クロードさんはジャック・クストーの右腕ダイバーであったこともあり、1960年代のジョージ・バス先生とともにケープ・ゲラドニアなどでチーフ・ダイバーとして活躍してきました。彼はフランスを代表する名画家ヘンリー・マチスの孫であり、マチス氏の絵画コレクションを管理などもしており、その方面でも活躍をしておりました。

数年前に和歌山県串本町を訪れましたが、その際に地元のダイバーと一緒に潜り、50年に及ぶダイビングキャリアの実力を披露。70歳になっても水の中では魚のように自由に動き回る姿は印象的だったようです。

初期の水中考古学の発達を支えてきた世代の方々がお亡くなりになることが最近続いていますが、時代はどんどん進んでいるようです。新しい世代がドンドン育ってくれること、それもクロードさんが一番力をいれていたことでもあります。

引用元:http://inadiscover.com/about/key_figures/claude_duthuit/

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