進展する水中考古学

歴史地理教育7月号(2011)に進展する水中考古学と題して特集が組まれております。興味のあるかたは図書館などでお読みになるか、購入をお勧めします。

水中考古学とは何か─現状と課題、世界と日本 ……… 木村淳
考古学研究における水中考古学の意義     ……… 石神裕之
ユネスコ水中文化遺産保護条約について    ……… 中田達也
高校世界史 エルトゥールル号遭難事件と世界をつなぐ授業プラン … 田城賢司
韓国木浦・国立海洋遺物展示館─新安沈船が語る東シナ海交流の姿 … 山田麗子
松浦市立鷹島歴史民俗資料館         ……… 山下寿子

この他に私の書籍「沈没船が教える世界史」の書評もあるようです。

私はまだ読んでいませんが、書かれている先生方や内容などから察する限り読みやすく充実した内容であるとおもわれます。非常によくまとめられているのではないでしょうか?フリンダース大学で博士号目指す木村淳氏や第2回海洋考古学セミナーで後援をいただいた石神裕之先生などなど読み応えがありそうです。もちろん水中文化遺産保護も切実な問題です。中田達也先生の講演は一度お聞きしましたが、難しい内容も分かりやすく説明される方でした。ですので、非常に分かりやすい論文になっていることでしょう。エルトゥールル号事件、元寇の町・鷹島などもお馴染みですね。韓国の国立海洋遺物展示館の新安沈没船も水中考古学ファンには興味の尽きないトピックです。

引用元:http://www.jca.apc.org/rekkyo/html/rekitiri_a.html

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