フィリピンと中国:領海問題

フィリピン国立博物館が調査を進めていた中国船の発掘が一時中止になったようです。というのも、中国政府から発掘を中止してくれとの要請があったようです。

スカボロ礁といわれる場所での調査ですが、以前から中国との領土問題が発生していた場所のようです。フィリピン政府は今回の調査の中止は中国政府の要請とは関係がないとは発表しているようですが...中国は元の時代から中国の領域であると主張。考古学調査が行われていた間も軍用機などが「嫌がらせ」のために接近していたり、軍用船が停泊したりと問題ありのようです。

このような問題は今後も起こりそうです。水中文化遺産も資源として管理・活用していく必要がありますが、領土など国際問題に発達する可能性もこのように秘めております。尖閣諸島などでも、もし日本が水中遺跡を発見したらどのように中国が出てくるのでしょうか?色々と考えさせられる問題であるように思います。

 

引用元:http://www.gmanetwork.com/news/story/255536/news/nation/phl-archaeological-vessel-leaves-panatag-shoal

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