マニラ・ガレオン、サンフランシスコ号(1609年沈没)

太平洋航路を初めて利用したマニラ・ガレオン貿易。ちょうど信長・秀吉・家康が活躍した時代に始まっています。世界と日本が最も接近した時期にあたります。

1609年、マニラ(前)総督ドン・ロドリゴを乗せたサンフランシスコ号が、千葉県御宿の沖合で座礁・沈没しています。ロドリゴは、生き残り、家康に謁見しています。また、ウィリアム・アダムス(三浦按針)とも会ったそうです。アダムスの作った西洋帆船を譲り受け、無事にスペインに戻っています。

この事件をきっかけに、短い間でしたが、スペインと日本の通商が行われました。その後の仙台の遣欧使節団にもつながっていく、江戸初期の重要な歴史の1ページです。その後、日本は海外との貿易を制限していくことになります。

さて、そのサンフランシスコ号、現在調査が行われています。大発見も近いかもしれません。

 

引用元:https://www.sankei.com/west/news/180414/wst1804140010-n1.html

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