トレジャーハンティングのRST社に処分勧告が出たようです

日本初のトレジャーハンティング会社RSTに問題ありのようです。沈没船の引き上げを行い遺物の売買でその収益を配当するといい資金を集めていたそうです。しかし、実際には引き上げは実現しないまま集めた資金もほとんど用途使用不明だ …

『水中文化遺産と考古学』シンポジウムのお知らせ

今年1月のはじめにすでにユネスコの水中文化遺産保護条約が正式に20カ国以上で採択されてから1年が過ぎました。アジアでも水中文化遺産保護の動きが高まってもいるようです。去年は日本国内でもNHKなどが水中文化遺産保護に関連し …

南海1号ミュージアム オープン

中国宋代の沈没船南海1号ミュージアムがオープンしたそうです。中国政府の水中考古学(中国では水下考古学)を立ち上げるプロジェクトのひとつとして度々話題となっています。この沈没船は発見されてから10年以上たちますが、引き上げ …

サン・フランシスコ号 「日本見聞録」 現代意訳

1609年に千葉県御宿沖で座礁したサン・フランシスコ号は今年が400周年記念ということもあって話題になっているようです。サン・フランシスコ号にのっていたドン・ロドリゴは日本での体験談を書いています。それが、日本見聞録です …

舟から船へ

千葉県立関宿城博物館で10月6日から11月29日まで「舟から船へ」(平成21年度企画展)が行われています。 日本の舟・船の変遷をたどる展示のようです。ふねがニホンの人々に与えた影響などを時代を追って、船の変遷とともにたど …

日墨交流400周年  サンフランシスコ号

  千葉県御宿町で400年前(1609年)にスペインのガレオン船、サンフランシスコ号が座礁・沈没しました。この船はマニラから出発し、メキシコ(アカプルコ)に向かう途中で、マニラ前総督なども乗っていました。言い伝えによると …

Lionel Casson

悲しいお知らせですが、西洋海事史の権威、Lionel Casson氏が先日亡くなられたそうです。Casson氏は文献史学、水中考古学など1950年代からさまざまな研究分野から得られた資料をもとに西洋(特にギリシャ・ローマ …

引き上げた遺物はスペインに返還するべき…

ここ数年前からフロリダ州のトレジャーハンター会社が引き上げた財宝をめぐりスペイン、アメリカ、ペルーなど各国が裁判を起こして注目を浴びています。財宝(船の構造やその他の遺物について情報がないのが残念ですが…)はコードネーム …

English Heritageとサザンプトン大学海事考古学研究所が協力体制

イギリスからのニュースによれば、文化財行政機関のEnglish Heritageとサザンプトン大学の海事考古学研究所が同国の海事、水中、沿岸遺跡に関する新たな研究体制の構築をするようです。ワーキンググループの設置を通じて …

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