韓国で新安船発掘30周年記念の国際シンポジウム

2006年11月17日から19日にかけて、韓国木浦にある国立海洋遺物展示館で国際シンポジウムが開催されます。テーマは14世紀のアジアの海上交易と新安海底遺物であり、日本を含め10ヶ国から招待された研究者が発表を行います。 …

2000年前の沈没船スペインで発見

スペインのヴァレンシア地方で紀元1世紀の船が5年目に発見されましたが、本格的な調査が始まったようです。約30mの長さがあり400トンほどの船だそうです。ローマへ向かう途中だったと考えられています。 1500個ほどのアンフ …

イタリアの青銅器時代の遺物がイギリスで発見

イギリスDevon沖で幾つかの遺物が発見されました。沈没船かと思われますが、遺物が散乱しており、船体の確認は取れなかったそうです。青銅の剣や槍、金の遺物などが発見され、その中にシチリア島特有のものもあったそうです。イタリ …

イランの深海考古学アップデート

以前にもお伝えしたササン朝ペルシア時代の沈没船の調査ですが飽和潜水による発掘が提案されているようですが、イランではプロのダイバーが少ないため考古学者などを含め、専門家を呼びトレーニングなどを行うそうです。 この遺跡はシラ …

イランで海洋文化遺産の保護進む

1880年代にイラン政府がドイツから軍艦を購入したそうですが、イランが最初に外国から購入した軍艦の遺跡が確認され、政府によって厳重に保護されることが決まりました。沈没船の位置はその地方では知られていたそうですが、遺物が売 …

韓国の水中文化遺産調査船 シーミューズ

韓国の海洋考古学はアジアの中では今のところ最先端を誇っています。そしてさらに新しい動きがあります。木浦の国家海洋博物館がアジアで初の水中文化遺産調査船、Seamuse 「シーミューズ」が就航します。詳しくは本文の引用をご …

沿岸部での遺跡

神戸の沿岸部で銅鐸が発見されたようです。ここは海抜1.5mの地点で、海抜の低い地点での銅鐸の発見はめずらしいとのこと。故意に穴を掘って埋められ手いた模様。国立歴史民俗博物館の春成秀爾教授によると、大型の銅鐸は丘、小型は沿 …

トラック諸島での旧日本海軍の船舶・戦闘機の調査

アースウォッチという環境保護団体がありますが、こちらの団体がトラック諸島(Truk Lagoon)で第二次世界大戦時の日本海軍の船や商船、戦闘機の調査を実施しているようです。大戦時の旧日本海軍の軍艦などはダイビングなどの …

保存処理にナノテクノロジーを利用

最近良く耳にするナノテクノロジーですが、この”小さな”技術を利用して保存処理に役立てています。カルシウムや水酸化マグネシウムのナノ粒子が遺物表面の細かい亀裂などに入り込みpHなどを中世にする働きと共に遺物自体を補強する働 …

橋を建設する前にサーヴェイをしましょう

ケンタッキー州のオハイオ川にかかる橋の建設を前に地域をソナーなどを使ってサーヴェイを行っています。川のそこにある遺跡を発見し開発からの破壊を防ぐためです。遺跡が重要な発見である場合は橋の建設予定地を変えることも検討してい …

滋賀県立大による琵琶湖湖底遺跡の調査

滋賀県立大の林博通教授らによる琵琶湖湖底遺跡調査の成果が発表されています。湖底に杭、石材、立木根(枯れた株)などが確認され、これらは天正の大地震を契機に当時の地表面が陥没した痕跡であるとされています。琵琶湖にはいくつか湖 …

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