ミクロネシア、コスタリカ、新たに水中文化遺産保護条約を批准

ユネスコが薦める水中文化遺産保護条約。ミクロネシアが批准したようです。また、ほぼ時を同じくして、コスタリアも。ここ数年、アフリカやアラブ諸国などの批准が目立って増えている傾向にありました。エジプト、クウェート、マダガスカ …

連載最終回 「水中考古学へのいざない」

毎月産経WESTに連載されていた、「水中考古学へのいざない」が今月で最終回となりました。全23回で完結となります。 これまで、日本各地の遺跡、アジアや世界各地の遺跡についての紹介や、水中考古学の方法論、魅力など、様々な話 …

海洋考古学入門

ここ数年、日本国内でも毎年のように水中考古学に関連する本が出版されています。人々の関心もだいぶ高くなっているようで嬉しい限りです。日本国内でも水中遺跡の保護が進むことを期待しています。 そのようななか、これまで、なかなか …

水中考古学の世界で活躍する!研究者のブログ

だいぶ前から、こつこつと書き溜めていたのは知っていましたが、大幅に内容を書き加えたようで、この度、紹介することになりました。 アメリカの大学で水中考古学を学び、現在も海外で活躍している水中考古学者の山舩さんのブログです。 …

U-3523 発見!

さて、見出しだけだとなんだかわからない人も多いでしょうが、おそらく一度は耳にしたことのある潜水艦です。 U-3523はナチスドイツの潜水艦(Uボート)で、おそらく最も有名なものでしょう。当時の最新鋭の技術を積み込んで完成 …

最近、「海賊の考古学」の話題が多い(黒ひげ、ベラミーなど)

海賊黒ひげの船(Queen Ann’s Revenge)が発見・調査されていますが、本の一部など有機物も多く発見されています。結構、冒険ものの小説などを読んでいたそうです。海賊というと、野蛮なイメージを描きがちですが、実 …

マニラ・ガレオン、サンフランシスコ号(1609年沈没)

太平洋航路を初めて利用したマニラ・ガレオン貿易。ちょうど信長・秀吉・家康が活躍した時代に始まっています。世界と日本が最も接近した時期にあたります。 1609年、マニラ(前)総督ドン・ロドリゴを乗せたサンフランシスコ号が、 …

フロリダ州の沖で古代の墓地発見

およそ七千年前の遺跡だそうです。フロリダ州の西側(メキシコ湾側)で発見されています。ハリケーンなどの多い地方なので、数千年前の遺跡はほとんど残らないと思われていたようですが、最近、海岸線で古代の遺跡が発見される事例が増え …

ミクロネシア連邦がユネスコ水中文化遺産保護条約を批准する

タイトルの通りのニュースです。 太平洋のミクロネシア諸島が、ユネスコの水中文化遺産保護条約を正式に認めることになるようです。太平洋諸国では初となりますが、周りの国々も加盟が進むことが予想されています。アフリカなどでもそう …

ラーム・セートゥ(インドとスリランカの間)で水中考古学調査

インドとスリランカ、実は歩いて渡ることができた? インドとスリランカの間には「海の橋」とよばれ、小さな島と石が点在しているのを、衛星写真などでも見ることができます。15世紀のサイクロンで一部破壊されるまでは、歩いて渡れた …

海賊の海に沈んだオランダ商船の謎

毎月、産経WESTで連載されている「水中考古学へのいざない」、今月は井上たかひこさんが実際に参加された発掘調査から。 ドミニカ共和国のモンテ・クリスティ沈没船の謎・・・ 発掘調査によりオランダで作られたと思われるタバコパ …

イギリス〜沈没船の引き揚げはしないだろう…

イギリス・ヘンリー8世の旗艦メアリー・ロース号が1980年代に発掘され、ついこの前やっと保存処理を終えて晴れて完全公開がされました。実に保存処理に30年ほど費やしています。数百年前の軍艦が見られるのは、圧巻です。スウェー …

BIKI 水中ドローン

魚型水中ドローンが開発されているようです。 お値段も手軽、もちろん、カメラも搭載。操作性も良さそうです。流れの速いところでは、ちょっと流されてしまいそうではあります。水中考古学の調査には、これだけのスペックでは難しいかも …

立命館大学の水中(考古)ロボットたち

立命館大学の水中ロボット開発。 用途は様々ですが、琵琶湖の水中考古学(水中遺跡)の調査にも使われています。「堤瑕無(ていかむ)」や「海観(みかん)」など、一風変わった名前のロボット達。人間が潜れない環境で、調査ができるの …

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