ケニアと中国

何度か紹介していますが、中国はアフリカ東海岸の各地で水中考古学調査を試みているようです。鄭和の大航海の痕跡を探すことが目的ですが、本当に国を挙げて精力的に活動をしています。 その一環で、ケニアと中国は合同で訓練や調査を進 …

アジアで進む水中文化遺産の保護

ここ1-2年の間にアジアでもどんどん水中文化遺産保護の動きが高まり始めています。韓国や中国はもちろんですが、一見すると経済的に水中文化遺産をマネージメントするのは難しいのでは?と思える国も進んで水中の文化遺産の保護を国の …

本の紹介

今日は本の紹介です!東京海洋大学の岩淵先生が書かれた水中考古学のちょっとした専門書です!日本では本当に数少ない水中考古学の本です、是非ご購入検討お願い致します!  

放射性廃棄物とローマ時代の沈没船

以前に放射性棄物の保管・安全性の確認に沈没船が使われる理由の記事で、アメリカなどの研究者が中心となり、ローマ時代の沈没船から発見されたガラスを研究していることをお知らせしました。これは、考古学の研究ではなく、ガラスの耐久 …

このウェブサイトの秘密を教えます...

水中考古学はマイナーというイメージが日本ではありますが、世界ではそんなことはありません。私が情報発信を行っているのは、常に新しい情報が入ってくる水中考古学の氷山の一角にしかすぎません。その中から選りすぐりの情報・記事をお …

フロリダ・オデッセイ社とスペインの沈没船

数年前からちょっとした話題になっているニュースです。アメリカやスペインなどではまたこの記事が出てますが、日本の新聞社などはまだどこも書いていないようなので詳しく解説をいたします。 日本語の最新のニュースとしてはこちらがあ …

熱海・初島沖で徳川家の家紋「三葉葵」を彫り込んだ屋根瓦が発見

静岡県熱海市の初島沖海底で、徳川家の家紋、三葉葵(みつばあおい)を彫り込んだ屋根瓦が見つかったそうです。 NPO法人アジア水中考古学研究所が調査したものですが、徳川の文様が入った瓦が良好な形で発見されたのは今回が初めてだ …

水中考古学って発掘とか保存処理とか大変なの?

今回は水中考古学の調査は本当に大変なのか?ということを題材に自分の意見を少し書いてみました。少し長いですが、お楽しみください。 水中遺跡は一括性の遺跡であり、保存状況が良好であることが多いため、陸上の遺跡以上に考古学・歴 …

白藤江の戦い 考古学調査ブログ No.2

調査ブログの第2回目はどうしてこのプロジェクトがはじまったのか?についてです。「どうして水中考古学を始めようと思ったんですか?」などという質問は良く聞かれますが、いつも応答には困ってしまいます...答えは「たまたま、偶然 …

2011~2012…

2012年も、早いもので気がついたら成人の日もすぎて、すっかり正月の気分もなくなりました。みなさまはいかがお過ごしでしょうか? 最初にお知らせですが、私がラジオで水中考古学について生トークいたします! 詳細はこちら 1月 …

アジア太平洋地域水中文化遺産会議

さて、先月マニラでアジア太平洋地域水中文化遺産会議が行われました。私も鷹島海底遺跡で以前に研究した内容、ベトナム白藤江での調査など発表で参加いたしました。 アジア太平洋ということで、アフリカ東海岸から南米(太平洋側)の国 …

ベトナム白藤江の戦い(1288年)考古学調査報告01

しばらくこのサイトのアップデートをお休みさせていただいておりましたが、また再開したいと思います。よろしくお願いします。さて、というのも、ベトナムに考古学調査で調査団長として出かけていたため、時間が取れない状態でした。これ …

鷹島から元寇の船が発見されました!

長崎県鷹島から構造がはっきりとわかる沈没船が発見されたようです。いろいろニュースが出ているようなので、ネットなどで探してみてください。鷹島から待ちに待った発見です!今までは船体の一部だけでしたから。その一部からもいろいろ …

トップに戻る