水中考古学／船舶・海事史研究

アメリカの一般雑誌Archaeologyの最新号は水中・海事考古学特集が組まれています。２－３年に一度、夏にはこのような特集が組まれています。さて、今回はLatest Underwater Discoveriesと称して …

横浜で６月２７日より開催される「海のエジプト展」にあわせて記念シンポジウムが開催されるようです。 ７月４日（土）１３：００―１５：３０パシフィコ横浜アネックスホール フランクゴディオ氏ほか、アジア水中考古学研究所の野上建 …

イギリスからのニュースによれば、文化財行政機関のEnglish Heritageとサザンプトン大学の海事考古学研究所が同国の海事、水中、沿岸遺跡に関する新たな研究体制の構築をするようです。ワーキンググループの設置を通じて …

アメリカでは各州によって海底遺跡や沈没船資料などへの対応が異なります。フロリダは政府による対応が最も充実している州の一つです。州政府で海事考古学者として働くロジャースミス氏が中心となって、沈没船遺跡の見学情報Shipwr …

この5月にドイツの地方都市で水中探査に関わる国際的ワークショップが開かれるようです。水中考古学のみワークショップではありませんが、ワークショップで発表される技術は私たちの分野でも活用が期待されるものです。

関係者の話によれば50年以上の歴史を持つフロリダ州立大学　（Florida State University）の人類学プログラムの廃止が決定したようです。同プログラムでは過去船舶・海事考古学関連のプログラムが提供されてい …

ユネスコ水中文化遺産保護条約では、地域間連携に基づいた効果的な水中遺跡の保護について規定しています。アジア・太平洋地域では水中文化遺産保護に携わる人材の育成が徐々に進んでいます。フリンダース大学の海事考古学プログラムはオ …

朝日新聞から水中考古学に関する記事が出ていました。諏訪湖の曽根遺跡、開陽丸の調査、近年のエルトゥールル号に言及しています。曽根遺跡論争などで知られる同遺跡は水中考古学の学史においても重要な遺跡です。湖底はシルトが厚く堆積 …

現在内戦が続くスリランカからです。スリランカの南部の都市、ゴールはポルトガル、オランダ、イギリスの植民の跡を港として世界遺産にも指定されています。植民統治時代の要塞と旧市街がその主な文化遺産です。要塞が臨むゴール湾では、 …

ユネスコ水中文化遺産保護条約は2009年1月2日 に批准された国際条約です。批准国は現在で22 ヶ国ですが、これら批准国による条約に関する 初の国際会議が3月26-27日にかけてユネスコ本 部のあるパリで開催されます。F …

2009年の11月29日から12月5日にかけてベトナムのハノイにてインド・太平洋先史学会が開催されます。先史考古学のテーマのみでなく、東南アジア地域での文化遺産保護や関連教育など幅広いテーマを扱うようです。Histori …

チュニジアが21番目の条約国となるようです。 3月にユネスコ本部のあるパリで開催される批准国 会議には21ヶ国が出席する予定となりました。 UNESCO has just advised that another cou …